2020/10/07

セアカゴケグモにご注意ください
お知らせ



千葉市より近隣でセアカゴケグモが確認されたとの連絡がありました。
確認できたセアカゴケグモについては既に駆除済みですが、
以下、ご確認のうえ、ご注意くださいますよう、お願いいたします。

1 特徴は

メスは、全体的に黒く、腹部背面によく目立つ赤色の模様があり、体長は約10mm程度で、脚を広げると約30mm程度です。
また、腹部下面には、ゴケグモ属の特徴である、砂時計様の薄赤色の斑紋があり、メスのみがα-ラトロトキシンという神経毒を持っています。
オスは、褐色がかり腹部背面には、白い斑紋があり、体長は約4~5mm程度で、成熟したオスの頭部の触肢の先は丸く膨らんでいます。
また、卵嚢は直径約1~1.5cmで乳白色をしています。

2 生息場所は

 (1)側溝の内部やその網蓋の隙間
 (2)宅地の水抜きパイプの内部、フェンスの基部、花壇のブロックの内部など巣を作る隙間があり、日当たりがよく、暖かく、餌となる昆虫のいる所に巣を作り繁殖します。

3 咬まれないためには

 (1)素手で捕まえたり、触ったりしないでください(特定外来生物ですので、生きた個体を運ぶことは禁止されています)
 (2)生息している可能性のある場所で作業をする場合は、軍手等を着用してください

4 駆除方法は

 (1)靴で踏み潰す
 (2)殺虫剤を噴霧する。なお、噴霧場所によっては、周囲環境等に配慮し、側溝に噴霧処理する場合には、魚毒性の高いピレスロイドの使用を避けてください

5 咬まれた時には

咬まれた直後は軽い痛みを感じる程度で、次第に痛みが増加し、腹痛、胸痛が起こることがあります。
頻度はまれですが、重症になると、嘔吐、発熱、高血圧、頻脈などの神経毒による全身症状が現れることがあります。痛みがひかない、又はひどくなるときは医療機関で治療を受けてください。
医師にクモにかまれた旨を申告し、虫体(死がい)がある場合は医療機関に持参してください。


関連リンク先
セアカゴゲグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(環境省)
セアカゴゲグモにご注意を(千葉県)